インドの発展 現象1

エアーインディア(半官半民の航空会社)の変身
時刻表通りの運行(昔を知る者には信じられない!)、サービスの向上
2011年12月にインドに行ったとき東京・デリー間往復及びデリー・ビシャカパトナム間往復をエアーインディアで飛んだのだが、4便ともほぼスケジュール通りの運行であった。

私の知っていたエアーインディアは遅れるのが当たり前、時には便がなくなるので有名な航空会社であった。実際1997年に初めてインドに出張した時プーナからムンバイに帰るインディアン航空便(後のエアーインディア)がなくなり、取引先の人の車(運転手つき)を借りて夜中にムンバイまで帰った。当時は高速道路もなかったので5時間ぐらいかかった記憶がある。

又、着陸してからチェックイン貨物の受け取りまでの時間が非常に短縮されていた。以前であれば受け取り場所でビール1本飲めるくらいの時間を待ったものであるが、あっという間に出てきた。
近年インドの航空業界は新規参入が多く合併も盛んに行われていて、競争も激化している。その中でエアーインディアはシェアー低下を余儀なくされ、変身せざるを得なかったのであろう。
利用者にとっては真にいいことである。