国の文明度の尺度 その2 自動車の新旧と運転マナー

車の新旧
初めてペルーに行った時(1971年)びっくりしたのは自動車の古さだ。トラックではなにせドアのないものが走っていた、つまり運転手の足まで丸見えだったのだ。
二度目に私が駐在員でペルーに行った時(1983年)には状況は随分良くなっていた。車も新しい物が多く走っていた。
そんなわけで、私が初めてインドに行った時随分ひどい車が走っていても、そんなにカルチャーショックは受けなかった。
ただ追い越しをかける時車に馬力がないので、対向車線からトラックなどが迫って来た時は思わず助手席で無いブレーキを踏んでいたものだ。
最近は新しい車が多く走っておりインドのこの10年間の大いなる発展ぶりを感じさせる。
更にごく一部ではあるが、道路が良くなってきている。(写真)

自動車の運転マナー
日本もモータリゼーションの始まった頃の運転マナーは最低だった。
今では一部の女のドライバーと「族」関係を除けばマナーは非常に良い。
タイ・インドでは運転マナーは酷く、日本人は運転できない。インドの割り込みのテクニックは正に芸術的だ。
更にクラクションを鳴らすこと鳴らすこと、とにかくうるさい。トヨタ関係の人に聞いたのだが、インドの自動車のクラクションの耐用基準は世界一厳しいとのこと。